Scramble

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亡き父と歩いたバージンロード

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結婚式には大切な想いが交差します。

筆者のブログ名『Scramble』はいろんな記事を書きたい『交差』の意味とは別に

いろんな想いが『交差』する意味を込めています。

そして、

『亡き父と歩いたバージンロード』

この想いを皆さんに届けたいと思います。

 

この物語は、主人公新婦が中心になり『想い』が形になった実話です。

 

父との別れ

新婦は、父と母と兄の4人家族。

4人はとても仲が良く

新婦を優しく見守る兄、笑顔が素敵な母、

そして、兄と同じ優しさと家族を支える大きな父

新婦は父が大好きでした

旅行に出かける時も、食事をすると時も

喜怒哀楽を共に共感できる家族でした。

ところが

新婦が20歳の成人を迎える直前に

父は早すぎる死を迎える事になります。

伝えたい言葉も伝えられずに・・

それから、時は10年が経過をする事になります。

亡き父の居場所

10年の時を経て

新婦は結婚が決まり1年後に結婚式が控えていました。

ある日、新婦は母から聞き知る事になります。

『父の存在』を・・・

父は無くなる直前に臓器提供にサインしていました。

そして

父の心臓は、移植されていたのです。。

『父は生きている』

そう知った新婦は懸命に探しました。

母から聞かされて、病院に聞きに行き

SNSを多用して半年の時を費やし探しました

そして、

やっと見つけたんです。

ですが臓器提供を受けた方は80歳を超えており

居住地も飛行機を利用しないと行けないほど

遠く離れていて会う事は絶望的だと思っていました。

しかし、新婦は諦めてはいませんでした。

あの時伝えられなかった想いを伝える為に

人生の道であるバージンロードを歩く為に

居場所を見つけてから毎日想いを手紙に浮かべ送ったのです。

そして、返信がないまま挙式当日を迎えます。。

亡き父との再会

挙式当日、新婦が支度していると

『コンコン』とノックがあり兄が入ってきました。

『来てくれたぞ』っと言う兄の後ろには一人の老人が・・

新婦は涙でいっぱいで声も出ませんでした・・

そう、父の心臓を移植した老人が現れたのです。

それは、父の存在を知った兄の『サプライズ』でした。

忙しい最中、飛行機に乗り老人を訪ねていたのです。

それも1回では無く、何度も何度も・・・

もちろん、老人は移植した事はわかっていましたが、

結婚式に、それもバージンロードを歩くことに躊躇していました。

ただ、新婦、そして兄の熱意に心打たれたのです。

亡き父と歩くバージンロード

新婦はドレスに着替え

老人はタキシードを身に纏い

チャペルの扉が開きます。

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ゆっくりと、ゆっくりと

バージンロードを、

家族の道を歩いていく姿は

小さい頃に大好きだった父と歩いた公園を

大好きだった父と行ったレストラン

大好きだった家族で行った旅行

その一つ一つの想い出が、隣にいる父の鼓動と共に蘇ります。

涙でいっぱいの新婦、それを微笑ましく見守る老人の姿は

父と娘のありのままの姿なんだと思います。

新婦にとって、家族にとっても忘れられない1日となりました。

そして、

月日が流れた今でも交流を深めているそうです。

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